7月末~8月初旬の事なのですが、宮城県、石巻にロケに行ってきました。
東日本大震災の影響を大きく受けた石巻はまだ復興の最中という感じでした。

印象的だった言葉を一つご紹介です。
被災された方と新たに防潮堤を作っているけどそれで津波が止めれるのか?という話をしていました。
被災された方も「最初はそこらにちょっと防潮堤を立ててもそんなのでは防げないよ、ダメだ」と感じたとの事でした。
しかし確実にすべての災害を防ぐ仕組みを作る事はできないし、その議論をしていては復興が進まない。
だからある程度で妥協していかないと復興を進める事はできないんだ、という事でした。

私たちのような直接被災したわけではない人間にはわかない、苦渋の決断がそこにはあったのだろうなと感じる言葉でした。
石巻の復興はまだ半ば。
次の津波の時には小さな被害で済む街づくりができますように。。。