鈴鹿八耐でレースシーンの写真撮影に挑戦してみようかと思い、下記機材で挑んできました。
カメラ SONY FX30
レンズ SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

てっきりシャッタースピードで止まるかと思っていたので、問題は距離と撮影ポジションだけかなと思っていたのですが、気になったのは「ローリングシャッターの歪み」でした。
Facebookで有識者の方にご指導いただき、やっとなんとなく理解してきました。

こちらの直線、バイクは時速200~300KMだそうなので、まぁまぁ早いもので、撮影すると被写体を正面にとらえてもローリングシャッターの仕様でゆがんでしまいました。

ローリングシャッターで早い被写体が歪む現象については下記を参考ください。
https://imagesensor-info.com/213/?fbclid=IwAR2bAG7zeFZUYt4k3Opjpx4GLC5bISUjUeVBSCHycpLG5yNb2MKIWUwODEs
https://www.youtube.com/watch?v=3ErlsxvUKB4

FX-30は動画機なので電子シャッターのみ、センサーが非積層で画素数もあるため、ローリングシャッター歪みは不可避という感じでした。

写真は本当に奥が深いものです。
この夏、一番の経験でした(笑)

ちなみに観客席としては非常に良い場所だったのですが、写真を撮るには被写体がフェンスにかぶってしまい残念でした。
シャッタースピード2000程度で止まる事は止まるけど、、、というカンジですね。

サムネイルに使用しているのは流し撮りではなく、カメラ固定でタイミングを合わせてシャッターを切っているものです。
この被写体が〝伸びる”現象はびっくりして面白かったです。
高速での移動体を撮影する事は難しいし、やはり写真機でなければダメだなと痛感した次第でございます。